3年B組追憶先生

追憶
Pocket

追憶 おいしさOpen!

月虹上のマリア雪白 東(CV:柿原 徹也) 幾度も触れた 遠い記憶の
微かな熱は 答えないまま
十六夜月が 照らしては切なく
ヒトヒラの想い 吐息乗せて Ah…

滴る夜は ボクの世界を
染めては 独り暗闇の中
在るもの全て 砂のように崩れ
あっという間に堕ちた 終焉[おわり]

心臓はカラカラと冷え出し
愛を 求め彷徨う
満たさず すり抜けて 逃げてを
繰り返す日々

"行かないで"溢れだす
孤独に凍えた声は
やさしさの居場所が迎えた
抱きしめるキミは唯、心撫でて
「嘆く 朝は来ないよ」と弱さを溶かした

涙のしとね ゆらり揺られて
悲しみの夢 見る真夜中は
そのまま溺れ 泡となり消えたら
どんなに楽だろう…永久に

馳せる 追憶の海へと
集う 儚き願い
幸せ 手繰り寄せるように 
瞳を閉じて

安らかな旋律と 温かな笑顔に触れ
キミと踊る 愛しき時間
許された繋がりを 口づけては包み
離さないと誓う 今 此処に強く

"行かないで"溢れだす
孤独に凍えた声は
やさしさの居場所が迎えた
抱きしめるキミは唯、心撫でて
「嘆く朝は来ないよ」と弱さを溶かした

光り射す 望月が空に舞う
笑み湛えて…

ずっと傍で 満たす温度は
ボクの心 咲き誇る花
Woo~……  

追憶で差をつけちゃぉ♪

2017年3月23日。
mFOLFOX6+アバスチン治療8クール目の初日。 
いつもは午前中に児童館で娘を遊ばせて、午後から治療を開始するのだが、来月から幼稚園が始まるので、児童館の会は先週で終わり。
という事で今回から午前中から投薬が開始出来るようになった。

8回目ともなるとだいぶ慣れたものだが、オキサリプラチン投与中の痺れには注意が必要だった。やはり手のひらのピリピリが強く出たが、ベット柵の鉄パイプを握っても痺れなし。
この鉄パイプに触れるだけで痺れの反応があるとプラチナの蓄積が進んでいて、FOLFOXの止め時のサインになるとの事だった。

一通りの点滴を終え、5FUの持続点滴用シュアフューザーをぶら下げ、いつものように外泊届を出して帰宅。
ちなみに当初使っていたシュアフューザー。いままで途中で必ず止まるタイプの製品使っていたと!
先生もそれを知っていたようで、途中で止まる事を見越して少し多め入れてたって。ざっくり過ぎる。大丈夫か。。
今回は違う製品で、最後まで使い切れるタイプと言われたが今回はどうかな💦

副作用についてですが、嫁さんの場合、初日が一番辛いらしく、治療が午前中からだと、終わってから寝るまでの時間が長くなるので、良いようで悪いって。
次回は前と同じように午後から開始にしようかなって話をした。 
※ちなみに出るのは「食欲不振」「倦怠感」「しびれ」。あと継続もので「脱毛」「鼻血」「口内炎」「色素沈着」(指が黒ずむ)があります。どれも症状を緩和する薬のおかげで何とか続けられてます。
そして3月25日。
治療3日目。ほんの少し食欲がないものの、ほぼ普段通りの体調。
嫁さんの場合、初日が一番対象が悪く、2日目3日目は良く、4日目5日目が悪い。6日目からまた良くなるという不思議なサイクルの持ち主。。

治療の前日、ハイパーサーミアの後に主治医のY先生の所に行ってきました。
目的は、ハイパーサーミアの治療報告と抗がん剤治療の事前検査用の採血のためですが、ここで前回の採血で検査に出した「UGT1A1検査」の結果も教えていただきました。

ここからはちょっと難しい話です。
UGT1A1とはざっくり言うと「イリノテカンの代謝酵素」で、「UGT1A1*6」「UGT1A1*28」という2種類の遺伝子多型があるそうです。 
イリノテカンはセカンドラインで使う予定の抗がん剤。
この遺伝子の活性が低下(変異)していると重篤な副作用「下痢」「好中球減少」が発生する可能性が高いそうです。
嫁さんの検査の結果は。
UGT1A1*6→変異あり(ヘテロ)UGT1A1*28→変異なし。
この結果の意味するところは、「まあまあ」。

具体的(第一三共株式会社調べ)には、嫁さんの場合はグレード3以上の副作用が 
・好中球減少は4人に1人の割合で発生する。 ・下痢は14人に1人の割合で発生する。だそうです。 
両方とも「ヘテロ」もしくは、どちらかが「ホモ」の場合は最も悪く、 
・好中球減少は5人に4人の割合で発生する。 ・下痢は5人に1人の割合で発生する。 

だそうです。この場合は、イリノテカンの減薬しながらの治療にせざるを得ません。両方とも変異がない
(ワイルド)の場合は、 
・好中球減少は7人に1人の割合で発生する。 ・下痢は7人に1人の割合で発生する。 

なので、逆に嫁さんの結果は「下痢の副作用が出ずらいので、QOL観点では良い結果」となります。
片方に変異(ホモではなくヘテロである必要がありますが)があっても、特にリスクが高い訳ではないという事がわかります。
脱毛はきっと避けられないとは思ってますが。

遺伝子検査により事前に色んな事が分かる時代が来ているようです。 
ちなみに、抗がん剤感受性検査(抗がん剤の効果があるかどうか)を事前に調べる検査もあるそうですが、「結果が全て」と考えてあえてやっていません。

いずれ近い内にセカンドラインとしてFOLFIRIに変わる。
そしてこの検査結果はあくまで確率を事前に調べるもの。運の悪い人は必ずいる。
そしてこのFOLFIRIの副作用が。妻の命を急激に縮める結果となってしまう。。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~子育て奮闘記も書いてます。コチラ。さっさんのふんばる子育て記 別館~~~~~~~~~~~~~~~~ 

関連記事