• ホーム
  • 追憶
  • 日本人は何故追憶に騙されなくなったのか

日本人は何故追憶に騙されなくなったのか

追憶
Pocket

追憶のマニア集まれ!

追憶 世界は美しくなんかない そしてそれ故に、美しい

2017年1月20日。
どうしても気になってしょうがない左胸のしこり。コロコロと動くし痛みもない。
過去何度も医者に診てもらっている。
診断は良性の腫瘍「繊維腺腫」。
J大学病院でもK病院でも同じ診断だった。
授乳期に大腸癌と診断されて、いきなり授乳をストップした。その影響で炎症を起こしている可能性もあると言う先生もいた。

最初に診てもらってから2か月が経つが一向に小さくなる気配がない。
どうしても気になるので、主治医のY先生に相談し、マンモグラフィー検査を受けられる病院を紹介してもらって受診した。
そこでの診断も「繊維腺腫」。
3つの病院で、全て同じ診断だった。これはもう良性の腫瘍なんだと信じるしかなかった。
一番の敵はもっと大きく強い。切除手術を提案されたが、抗がん剤を中断しなければいけなくなるので断った。

このシコリはこの後どんどん大きくなり、形もいびつになって痛み、見た目も内出血のような青アザが出来てくるようになる。
乳転移と診断された時の経緯は、後日詳しくブログにて書きたいと思っているが、マンモグラフィーをやってもエコーをやっても分からない事があるという事だ。
また、もしかするとこの時は良性だったが、大腸癌の進行とともに腫瘍が悪性に変わった可能性もある。

でも。。
別に後悔してしる訳でもないし、早く見つけて欲しかったと思っている訳でもない。
だって。。
分かった所で何も出来なかったから。分かった時は他の問題で状態が極めて悪く、あまりショックも無かった。
そう。。って感じだった。
大腸癌からの乳転移は極めて稀。Y先生も見た事がないという。

一番思ったのは、「なぜこんな仕打ちをこの人が受けねばならないのか。」だった。
この話はまた。

関連記事