昨日に引き続き、信州スカイパーク陸上競技場に出かけてきた。
脚は全然元気なのに、暑くて夜寝れなかったり、食欲がいまひとつだったりで、地味にお疲れモード。
そんなわけで、朝はアイスコーヒーではなくホットコーヒーを飲んで出発することにした。
さて、今日は1500mと10000m。
まずは、1500mの予選から始まった。
北原崇志選手と対決するため、まずは予選突破を目指す。
予選は2組。
私が1組目で、北原選手は2組目である。
組は違うけれど、腰ナンバーが同じだった。
盟友の証である。
決勝に進出するためには組で5着以内に入るか、5着以内に入れなかった者の中でタイムが上位2位に入らなければならない。
ざっくり言うと1組目のメンバーは、私のような堅実で真面目なタイプが集まっていて、
2組目は、北原選手を筆頭に一発逆転を狙う勝負師タイプが集まっていた。
堅実で真面目な私と、さすらいの勝負師の北原選手にとって、そんな組での予選はそれほど難しくなかったため、2人とも突破することができた。
決勝のスタートラインも隣同士ということで、信州最速プロジェクトが好位置を独占することができた。(センターは堅実組6着で拾われたJOGカナザーである。)
予選が終わり、決勝まで4時間弱あったので、
こんな感じで集中したり、
リラックスして過ごすことにした。
ご飯を食べて、ひと眠りして、いよいよアップ。
しかし、身体がシャキッとしなかった。
本当はJOGも少しずつペースを上げていきたいところだったけれど、ずっとスローJOG。
だるい…
地味に暑さで体力を奪われていた。
そして、いよいよ1500m決勝。
スタート前に、流れてきた音楽でモチベーションが出てきた。
その音楽とは、
GET WILDだ。
私の所属する「シティーランナー」のテーマ曲である。
シティーランナーは、正式な日本陸連登録団体である。
さて、決勝はスタートダッシュを決めようとしたのだが、スタート直後に隣の北原選手と接触してしまい後方待機となった。
レース自体はハイペースな展開だったため、いずれにしても先頭についていく余裕はなかった。
自分自身のスピードの無さを認めるしかなかった。
ハイペースだったこともあって、900m付近で失速してきた北原選手を抜くことに成功した。
これはもしや北原選手に勝てるかもと思ったのだが、ラスト1周から私も失速。
最後は、北原選手の得意のラストスパートの餌食となった。
そして、JOGカナザーにもラストスパートでやられてしまった。
彼は本当に強かった。
パイレーツ・オブ・カリビアンの完結となにか関係があるのかもしれない。
ということで、ギリギリの8位入賞となった。
さて、1500m決勝の後はいよいよ10000m。
しかし、1500m決勝を終えたところで、ダムが決壊したかのように疲れが出てきた。
汗が吹き出て、身体も熱を帯びていて、10000mを走れる気がしなかった。
一度は棄権を考えたが、少し身体と気持ちを休めて走ることにした。
前半さえ乗り切れば、後半は立て直せるかもしれないと思ってのスタート。
しかし、スタートから力が入らない。
先頭集団にはついて行けず、後方集団。
脚も、呼吸もきつくないのに、うまく走れない。
3000mが9分40秒くらいだった。
4000mを過ぎたあたりで、1500m決勝を一緒に走ったJOGカナザーが力強く抜いていった。
やっぱり強い。
その後も状況は悪くなる一方で本当にやめようかと何度も思った。
5000mを通過したところで、16分30秒くらいかかっていたので、やめようかと外に出ようとした。
しかし、応援に来ていた息子と娘の声が聞こえてきた。
「父ちゃん、頑張れ?!」
どうしても応援に行きたいということで、今日は朝から応援に来てくれていた。
頭が痛いとか、具合が悪いわけではなかったので、ゆっくりでも完走することにした。
1人だったらやめてたなと思いながらも、ゴールを目指すことにした。
10000mなのに、マラソンの35km過ぎみたいな感じになっていた。
それでも途中棄権しないでゴールすることができた。
タイムが34分07秒、順位は9位と自己ワーストみたいな感じになってしまったが、これも1つの結果として受け止めたいと思う。
5000mが優勝、
1500mが8位、
10000mが9位、
いまひとつな結果に終わったが、楽しく走れた2日間だった。
近年、高校生や大学生、若手の社会人がどんどん強くなってきているけれど、その勢いに負けないようにこれからも挑戦していきたいと思う。