だれが「班長」を殺すのか
みなさん、ご機嫌うるしゅう…
班長にこだわるサイト
閉店に追い込まれた天助広場、これを再開する
水産部の役員をしていた
◆◆部長が説明に来てくれた
「ハッピーグループは世界進出を始めます。移動販売の摂理は終了となります。皆さんは、世界に出るんです。営業所よりも人材の方が大事。訓練された皆さんを用いて、世界戦略です!本社は北朝鮮になります!金正日が今、アボニムに完全屈服し、北朝鮮の自由経済化には、統一グループにしか任せないと断言しています!」
●●部長は更に、言った
「世界進出!」
メンバー達の何人かは、冷めた目線を●●部長に送りました
冷めた表情のメンバーを見て●●部長は、戸惑いを隠せませんでした
女性達が海外に宣教しにいく時代でしたが、ハッピーグループがそれに便乗していく、そんなイメージを思い浮かべたのでしょうか?
●●部長は続けた
「世界進出と同時に、閉店した天助市場の再建に乗り出します!皆さんも交代で、働くといい!技術の継承をしたい!」
遂に、一心天助で古株だった本木班長(仮名)が言いました
「やるのは、勝手にやってください、でも失敗したら、誰が責任持つんですか?また、私達が後始末するんですか?責任の所在はだれなんですか?
「あたしゃ、役員ですから、あたしが社会的な制裁を受けます。」
「前に失敗したときなんか、私達が全部、背負わされたんですよ?」
「なんかね、どうせ失敗すると思ってないか?」
?
「私達は移動販売を任されてんです。天助市場まで手伝えないですよ!」
いつもは、大人しい本木班長は、珍しく反論していました。
元木班長は家庭スタートしたばかりの6500家庭で、奥さんはの教育関係をしていた方で、水産部に対して冷静な目線を送っていたから、感化されていたのかもね。
●●部長は動揺していたのかも知れない。べらべらと話し出した。
「あたしゃね、最後までやりきるつもりです。上からも批判されてますよ、もう天助なんて終わりにしろって、言われてますよ、だから皆さんにお願いしてんです!」
何人かいた班長さんが、間に立ち、自分達は今、不安なんだ、この先どうなるのかわからないから不安なんだ、と取り直しましたね。丁度同じ時期に還故郷の摂理が始まっていたから、天助の摂理が終わるなら、地元に帰りたいって、人も多数いたからね。
なんにせよ、私達は混乱していました。
山崎浩子さんが脱会宣言、したことの波紋は大きかった。
脱会した食口か裁判を起こして給料の未払い請求をして、その裁判で、負け、多額の資金が支払われたりして、幹部らは、戦々恐々としていたの。この先の発展を予想出来なかったんだろうな。
私達が家庭スタートする度に、給料をあげなきゃならないからね。それに各家庭の奥様達は、アボニムの元で御言葉受けていて、宣教とか還故郷が最優先だと、旦那に言っていたからな。水産部摂理になんて協力的じゃなかった。
食口それぞれ、未来を見出だせず、苛立っていた。
結局、お互い協力する方針でまとまったよ。
●●部長は言った
「私だってね、もう無理だとわかってますよ…でもね…最後までやりきらないとね!」
この一言が、ドスンと各メンバーの心に響いた
説明が終わったのはいいが、この一言で各メンバー達は解散後も、口々にあれやこれや始まったよ。
私も少しばかり、班長らと口論になったよ