ゴルフは年を重ねてもできるスポーツのひとつです。
中高年から始めるという人はざらですし、老人といわれる域になってもプレイを続けているアマチュアはいます。
ただし、当たり前ですが人間誰しも加齢によって腕力は衰えていきますので、年を取るほどボールは飛ばなくなります。
そもそもなぜボールがスィングで遠くに飛んでいくかというと、単に弾き飛ばされて遠くに行くからではなく、ボールにバックスピンがかかっている(空中で回転しながら飛んで行っている)からなのですが、スィングに十分な力がないと、つまりヘッドスピードが不足していると、バックスピンが十分にかからず、飛距離が伸びません。
これは非力な女性や、子供の場合でも原理は同じです。
ただし年配になると、飛距離は出ないけどスライスやフックは減った、という人がよくいます。
上達したからではありません。
いや、上達している場合もあるでしょうが、基本的に、バックスピンがあまりかからないくらい非力なショットであれば、サイドスピンすなわち横方向の回転によってスライスやフックがかかる力も減りますので、当然、ボールはまっすぐにしか飛ばなくなるのです。
ドライバーの飛距離が170ヤードを切るくらいの人は、腕立て伏せをして腕力を鍛える……というのは、子供ならいざ知らず高齢者の場合現実的ではありません。
ですが、バックスピンがかかりやすい、ロフト角が12度以上あるドライバーを選びましょう。
理想は15度ほどなのですが、日本国内の市販のドライバーにはほとんど存在しませんので、海外から取り寄せて買うほどの財力があるのでもなければ最低12度が目安となります。