予選突破 知恵を、集めて、つくる。

予選突破
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空と海と大地と予選突破

先日、Hくんの応援で、栗東芸術さきらホールへ

また10時演奏スタートという、早いスタート
車も渋滞でホールに9時55分到着というぎりぎりひやひやの到着となりました
しかも、なんとトップパッター

Hくん、今回はじめての予選突破で、はじめての長い期間の取り組みとなりました。
4曲譜読みはすぐできてたけど、予選が終わっていざやろうと本選の曲に本腰入れて取り組んでみるとたくさんの課題が…
間に合う???
とっても心配でした。。。
本選ということもあり、私もたくさんの要求してしまいましたが、しっかり応えてどんどん調子を上げてがんばってくれたHくん。
今回は1人の出演だったので、前日リハーサルには、お客さんとしてTくん、Sちゃんとママたちに声をかけさせてもらいました
快く見に来てくださり、温かい言葉をたくさんかけてくださいました
(リハの写真をとればよかった…)
前日、みんなに力をもらって、本番は、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんからの温かい応援もあり、トップパッターのプレッシャーもなんのそので、いつもの力を発揮
本番への持って行き方も、本番での演奏力も年々着実に上がってます。
何事も経験。
経験するだけでなく、ちゃんとものにしていってるHくんはすごいなぁと思います
終わってから、来年はもっとがんばる!と言ってくれてたようなので、次は本選で賞がとれると嬉しいね
また、これからのHくんが楽しみです
ご家族の皆様、ご協力本当にありがとうございました
これにてうちの教室はPTNAコンペは終了
10月ステップに向けて動き始めてます

究極の予選突破

マサキとの共同生活が始まった…
登下校も、学校での生活もずっと三人で行動し
マサキとの仲もだいぶ打ち解けてきた…


潤とは……マサキの目を盗んで
限られた時間で、濃厚な甘いひとときを過ごす…


毎日、鬼のような練習の成果で
チーム全体の実力も上がり、士気も最高潮に達した
予選まで、残り1週間となった…


「一次予選突破したら、夏休みの最後は少し時間あるんだよね?」

「そうだな。今年はお盆の時期に試合だから……最後の方は休めるよ」

「そしたらさ……」

「うん……わかってるよ…」

「なになに?!なんかあんの?」

「ナイショ!」

「なにそれー!俺だけ仲間外れしないでよ」

「翔くん……まぁくんひとりになっちゃうよ…」

「んーーーっ……潤と軽井沢に行く予定なの」

「いいねー!俺も行きたい!」


だよな……そうなるわな…
俺んちに居候してるマサキを残して、俺と潤だけ
軽井沢に行くわけにはいかなかった…


「じゃあ、サッカー部のメンバーも呼んで……みんなで行こうよ!10人くらいなら泊まれるし」

「そんな大人数泊まれんの?」

「客室が4部屋あるからさ。ベッド2つずつあるし」

「じゃあ、俺は潤ちゃんと一緒に寝る!」

「いやいや、マサキ……潤は俺と寝るから」

「なんで翔ちゃんなのよ……」

「それは………」


マサキには、俺と潤が付き合ってることは秘密にしてた
なんて言い訳すればいいか……


「みんなでくじ引きで決めようよ!」


潤が俺に目配せをしてきた……
何か二人きりになれる作戦でもあるんだろう
俺はそれに乗っかった


「そうしよう!ここは公平にだな…」

「楽しそう!でも、翔ちゃんとだけは勘弁だな……いびきうるせえし」

「お、おまえー!!」

「ウフフ、楽しみだね?まずは予選突破しないと」

「んなもん、余裕っしょ!」

「過信は禁物だぞ!最後までわかんないんだから」

「オッス!!」


それから1週間後、予選が始まった……
予選にも関わらず、マサキと潤のコンビを
一目見ようと、スタジアムは満席となり
テレビの中継まで入る始末だった…


俺を含め他の部員たちは、その光景に慄いたが
相手チームはさらに慄き、結果は圧勝だった…
俺が相手チームなら、戦いたくない相手だ


何の問題もなく、一次予選を突破した


「やっぱ、余裕だったね」

「潤とマサキがいたからだよ」

「みんなが一致団結して、取った勝利だって!」

「軽井沢行きも決まったし、遊ぶぞー!」

「はぁ…たまってる宿題もやんなきゃ……」

「俺はスポーツ特待生だから、宿題ないもんね!」

「僕もないんだよね……」

「あぁ……そっか……俺だけ宿題あんじゃん!」

「僕も手伝うよ!」

「マジ?!助かるぅー」

「宿題というのはだね、自分でやらないと意味がないんだよ、翔ちゃん 笑」

「うるせぇー!」

ケタケタと笑うマサキを横目に
潤が耳元で囁いた…




「早く宿題終わらせて、いっぱい愛しあおうね?」





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